2020-06-17
スイス・ローザンヌに拠点を置く世界でもトップクラスのビジネススクール、IMD(国際経営開発研究所)が毎年発表している「IMD世界競争力ランキング」が16日に発表され、台湾は11位にランクインした。
台湾の11位は、前年より5ランクアップで2015年以来の高順位となった。台湾の過去の順位は、2015年が11位、2016年が14位、2017年も14位、2018年が17位、2019年が16位となっている。
このほか、人口2,000万人以上の国家・地域で、台湾の順位はカナダ、米国に次いで3位だった。
アジア・太平洋地域では、世界1位にランクインしたシンガポール及び同5位の香港に次ぎ、台湾が3位にランク入りし、他のアジア・太平洋諸国をリードする結果となった。その他の国の順位は、オーストラリアが18位、中国大陸が20位、ニュージーランドが22位、韓国が23位、マレーシアが27位、タイが29位などで、日本は34位だった。
台湾のランク上昇の要因について、IMDのレポートによると、堅調な経済パフォーマンス、国際貿易や投資及び商法の面でわずかな改善がみられたことが挙げられた。IMDはまた、台湾が卓越した管理方針や科学技術によって、労働力や生産能力の向上を促している点についても評価した。
IMD世界競争力ランキングは、「経済パフォーマンス」、「政府の効率性」、「ビジネスの効率性」、「インフラ整備」の4大項目に基づき分析・評価が行われる。台湾の項目別順位は、「経済パフォーマンス」が17位、「政府の効率性」が9位、「ビジネスの効率性」が12位、「インフラ整備」が15位。そのうち9位だった「政府の効率性」は、2017年以来の好成績で、関連する5つの小分類、財政状況、租税政策、制度的枠組み、ビジネス法制度、社会的枠組みでもすべて順位を上げた。
Sources:Taiwan Today;2020年06月17日
資料來源: 行政院国家発展委員会
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