2022-04-15
行政院農業委員会(=農委会、日本の農林水産省に相当)の陳吉仲主任委員(大臣)とリトアニアのKęstutis Navickas農業大臣が今年3月3日に行ったオンライン会談の結果を受けて、農業委員会とリトアニアの農業省が13日、局長クラスのワーキンググループ会議をオンライン形式で開催した。会議では両国の農業政策や農業が直面する問題についての意見交換と経験の共有が行われたほか、二者間の農業対話と協力のメカニズム確立に向けて農業協力覚書の締結を目指すことで一致した。また、農業委員会はKęstutis Navickas農業大臣が代表団を率いて台湾を訪れてくれるよう改めて要請、そして両国の農業に関する協力と交流、ならびに農産物や食品の貿易をいっそう強化出来ることに期待した。
農業委員会によると、今回のワーキンググループ会議では同委員会国際処の処長とリトアニア農業省国際業務及び輸出促進局の局長が共同で議長を務めたほか、駐リトアニア台湾代表処の黄鈞耀代表も通して参加した。双方は食糧の安全保障、食品の安全性、気候変動など農業が直面する様々な課題への対応措置を互いに紹介すると共に、関連分野での経験を引き続き共有し、協力を強めていくことで一致した。また双方は、リトアニア産牛肉の台湾に対する輸出申請の進度についても意見交換、さらに有機食品の貿易を共に促進していくことで合意した。
農業委員会とリトアニア農業省はさらに、農業に関する協力と交流、対話のメカニズムを確立するため農業協力覚書の締結を目指すことで合意、それにより世界の気候変動と食糧安全保障の問題に共同で対応すると共に両国の農業交流、貿易、投資の関係を深められることに期待した。農業委員会は会合の中で、Kęstutis Navickas農業大臣が代表団を率いて台湾を訪問するよう重ねて要請、さらに今後双方の業者のマッチングを助け、両国の農産物や食品の貿易拡大を図る考えを示した。
Sources:Taiwan Today;2022年04月15日
資料來源: 行政院農業委員会
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