2018-06-05
科技部(日本の省レベルに相當)は4日,コンピューターのグラフィックス處理に特化した演算裝置(GPU)で知られる米國の半導體メーカー,NVIDIAと,基礎的な演算環境,技術研究開発,人材育成·研修,スタートアップ研修及びイノベイティブな応用の5つの面で協力し,台灣におけるAI(人工知能)分野の人材と技術のレベルアップを図ると明らかにした。
AI分野の発展戦略上,國際的なパートナーとの提攜は台灣がAI技術のイノベーションを加速していくための大変重要な部分。政府がAI產業の発展を推進し始めたことに対し,NVIDIAやグーグル,マイクロソフト,シノプシスなど世界の大手IT企業の多くが具體的な行動でこれに呼応する中,科技部は昨年10月からNVIDIAと協力してきたが,今年はさらに踏み込んだ協力計畫を提示することで雙方の提攜意欲を改めて示した。
今回の協力計畫は技術,人材,スタートアップなどの重點をカバー。台灣が有する半導體產業とハード,端末のサプライチェーンといった強み,特定のチップで世界をリードする技術力,情報通信に關する學術と研究面での高い競爭力など既存のアドバンテージを生かして積極的に展開することで,AI技術発展の波の中に台灣の立ち位置を確保する。
科技部によれば,昨年からのNVIDIAとの協力は雙方に大きなメリットをもたらしており,今年はさらに協力關係を深める.NVIDIAでの人材研修や,NVIDIAのソフトや応用プラットフォームを利用した,より多くのAI技術開発などが考えられており,雙方は近日中に會議を開いて詳細を詰めることにしている。
本件記事連絡者:前瞻及應用科技司 蔡妙慈專門委員
電話:02- 2737-7538
E-mail:mttsai@most.gov.tw
Sources:Taiwan Today;2018年06月05日
資料來源: 科技部
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