2018-11-01
世界銀行(World Bank)が10月31日、「Training for Reform(改革のための訓練)」と銘打った2019年度版の「ドゥイング・ビジネス・レポート」(Doing Business 2019)を発表した。世界銀行は毎年、10項目の指標を用いて世界190の国と経済体のビジネス環境を「100ポイント満点」で評価し、「ビジネス環境ランキング」としてまとめている。中華民国(台湾)の総合得点は80.90ポイントで世界13位だった。順位は前年より2位上昇。総得点数も前年を上回り、アジア太平洋地域での順位も前年より1位上昇の5位だった。
台湾は調査項目10項目のうち2項目が前年を上回った。そのうち「建設許可取得」は世界2位と高く評価されており、全項目のうち最高の成績に。レポートでは特に、台北市建築管理工程処はワンストップ型窓口を設けて、建設許可申請の受理効率を改善したと指摘している。また、「少数株主保護」も世界15位に上昇した。
台湾で評価が相対的に低いのは前年とほぼ変わらず、「信用供与(資金調達)」や「輸出入(貿易)」といった項目。それぞれ世界99位と58位だった。また、「電力事情」は前年の3位から8位へと順位を落とした。
広報担当者:林志憲、陳育靖
電話:2316-5929、2316-5969
Sources:Taiwan Today;2018年11月01日
資料來源: 行政院国家発展委員会
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