2024-03-22
宇宙事業に関する世界規模の見本市「SATELLITE 2024」が19日から21日まで米ワシントンで開催された。経済部産業発展署などが設置した台湾パビリオンには、台湾企業15社が、自社開発した48項目の技術や設備、サブシステム等を展示した。(経済部)
宇宙事業に関する世界規模の見本市「SATELLITE 2024」が19日から21日まで、米ワシントンで開催された。経済部産業発展署と国家科学及技術委員会が管轄する国家太空中心(台湾国家宇宙センター、TASA)は「Taiwan Space」と名付けた台湾パビリオンを設置。台湾企業15社が、自社で開発した48項目の技術や設備、サブシステム等を展示し、台湾の航空宇宙産業の熱量を示した。
経済部産業発展署は2021年より、台湾の航空宇宙産業の発展に取り組んできた。その結果、これまでに台湾から46社が、低軌道衛星通信大手2社に部品やサブシステムなどを供給するサプライチェーンに参加している。経済部産業発展署はまた、台湾企業による関連技術の開発を資金面から助成しており、その研究成果も今回の見本市で展示された。
台湾パビリオンでの展示のほか、経済部産業発展署は台湾企業と海外の衛星関連企業のマッチングを促進するため、工業技術研究院(ITRI)産業服務中心の陳立偉執行長を代表として、見本市の主催機関が開催する国際シンポジウムに参加し、「Taiwan Can Help」のスローガンを主軸として、海外バイヤーに台湾の航空宇宙産業のサプライチェーンの実力をアピールした。台湾パビリオン内でも、隴華電子や台亜衛星通訊と共同で「Networking Happy Hour」と銘打ったビジネス交流イベントを開催したところ、L3Harris、Raytheon、Northrop Grumman、Lockheed Martin、Spinlaunchなどの海外の業者が相次いで商談に訪れた。
経済部産業発展署は3年連続で台湾企業を引き連れて「SATELLITE」に参加している。すでにインテルサット、マンガタネットワークス、ViaSat(ヴィアサット)、SES、ユーテルサット・ワンウェブ、テレサットなど欧米の高軌道、中軌道、低軌道衛星通信事業会社が台湾企業と地上局用アンテナやサブシステムの共同開発を行うなど、台湾企業と海外企業のマッチングを成功させてきた。
資料來源: 経済部
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