2020-08-06
中華民国台湾投資通信June 2020 vol.299
台湾の自動運転車産業は、国内需要規模に限りがあり欧米や日本の自動車メーカーのような大規模資本投入は難しい。一方でICT 産業や自動車向け電子部品に強みを持つことから、まずは主要部品・サブシステムおよびニッチ車両市場から検討を始め、 徐々に技術検証や公道試験へと移行させ、多元的モデル計画により産業化推進と一般市民の認知度向上をめざしている。 TSMC、LITE-ON、SUNPLUS、PixArt、Acer、HAITEC、MediaTek、Kingwaytek 等台湾のIT 大企業はこの潮流に乗るべく率先して車載分野に進出している。 国家実験研究院科技政策研究及びデータセンターの予測によれば、2025 年の自動運転技術は 23 の産業分野で台湾において 2,887.03 億元の生産額を創出するとみられており、主要生産項目は自動車部品比率が 59%と最大であり、次に鉄鋼が11%、 その他金属が 6%を占める。
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詳しい情報は下記のホームページをご覧ください。
http://www.japandesk.com.tw/pdffile/299all.pdf
資料來源: 発行:中華民国経済部投資業務処 編集:野村総合研究所台北支店