2024-10-18
「2024台湾創新技術博覧会(Taiwan Innotech Expo, TIE)」が17日に台北世界貿易センターで開幕。卓栄泰行政院長は台湾が将来「AIアイランド」に発展するよう期待した。写真は開幕セレモニーの模様。(行政院サイトより)
「2024台湾創新技術博覧会(Taiwan Innotech Expo, TIE)」が17日に台北世界貿易センター展示ホール1で開幕した。卓栄泰行政院長(=首相)、国家科学及技術委員会の呉誠文主任委員(=大臣)、経済部(日本の経済産業省に相当)の郭智輝部長(=大臣)、数位発展部(=デジタル発展省)の黄彦男部長(同)らが開幕式に出席した。
同博覧会は17日から19日までで、経済部、国家科学及技術委員会、農業部(日本の農林水産省に相当)、教育部(同文部科学省に類似)、国家発展委員会、国防部(同防衛省に相当)、数位発展部、労働部(同厚生労働省に類似)、環境部(同環境省に相当)、衛生福利部(同厚生労働省に類似)、台湾の最高学術研究機関・中央研究院の政府機関が共同で開催。「智慧科技島・AI新技元」(スマートテクノロジーアイランド・AI技術の新紀元)を柱に、AIや半導体など台湾における「5大信頼産業」のレベルアップや変革の成果を展示している。
卓行政院長は同博覧会への三つの願いとして、まず関係省庁と内外の企業、研究機関が積極的に交流し、互いに学習し、成長し、次のさらなる成功のマイルストーンにまい進すること、第二に革新的な技術で包摂的な成長を促し、台湾のハイテク技術の速やかで円滑な発展を実現すること、第三に台湾の産官学と研究機関が引き続き各国間での技術的交流の架け橋としての役目を果たし、民主主義のパートナー国の成長を助けること。卓行政院長は、台湾は民主主義国による世界のサプライチェーンで欠くことの出来ない一部になっており、これからも多元的な科学製品をより多く生み出し、自主的で台湾の要素を備えた産業の発展方向を定めていかなければならないと語った。
卓行政院長は、台湾はハード面で世界をリードする地位にあるほか、大規模言語モデルやソブリンAIなどソフト面でも世界を追い上げているとして、「イノベーション主導」、「全ての人に有益」であるのみならず、ソブリンAIを応用する時代では全ての業種が新技術を通じて社会問題に向き合い、解決していくことに期待した。
卓行政院長は、頼総統が発展をリードする5大信頼産業及び蔡英文前総統が打ち出した「5+2産業イノベーション計画」、「6大核心戦略産業」は台湾のテクノロジー産業の発展を支える最も堅実な力になるものだとし、台湾が将来、真にイノベイティブで包摂的、持続可能でスマートな国となり、「AIアイランド」として発展することに期待を寄せた。
資料來源: 行政院
Juiker アプリ - 無料通話
一緒に Juiker しましょう