2024-12-18
経済部標準検験局(BSMI)は16日、新竹科学園区(新竹サイエンスパーク)銅鑼園区(苗栗県銅鑼郷)で「国家儲能系統検測中心」(National Center for Energy Storage System Technology)の開幕式を行った。エネルギー貯蔵システムに関する台湾最大の試験機関となる。(経済部)
経済部標準検験局(BSMI)は16日、新竹科学園区(新竹サイエンスパーク)銅鑼園区(苗栗県銅鑼郷)で「国家儲能系統検測中心」(National Center for Energy Storage System Technology)の開幕式を行った。「国家儲能系統検測中心」はエネルギー貯蔵システムに関する台湾最大の試験機関となる。すでに防火、燃焼、振動、環境等のラボラトリを構築し、最も完全な試験項目に対応している。360 kW/360 kWhのエネルギー貯蔵システムの安全性試験にも対応しており、世界でもトップレベルの試験期間と言える。
これにより台湾企業は今後、わざわざ海外の試験機関まで製品を送る必要がなくなり、台湾内で試験を受けることが可能となるため、コストや時間を大幅に削減することができる。また、これによって台湾製エネルギー貯蔵システムの世界市場での競争力がより高まり、海外のグリーン・エネルギーのサプライチェーンにおける台湾の地位向上につながると見られている。「国家儲能系統検測中心」は、エネルギー貯蔵システムや大型電気バス用電池などの製品の安全性を確保することをサービスの核心とする。これは消費者の安全と権益を保障することにもつながる。
「ネット・ゼロ」と二酸化炭素排出削減政策の積極的な推進は、台湾のエネルギー転換における重要な動力となり、再生可能エネルギーの発展を促進するエンジンとなっている。エネルギー貯蔵システムは、再生可能エネルギー発電の安定化において重要な技術の一つであり、今後エネルギー貯蔵システムが大量に生産されることが予想される。このため、「国家儲能系統検測中心」は社会の安全を確保する重要な役割を果たすことになると見られている。
資料來源: 経済部
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