2025-03-07
中華民国対外貿易発展協会(TAITRA)は6日、今年開催される大阪・関西万博に台湾が「TECH WORLD」名義のパビリオンを設置すると発表した。(経済部)
大阪・関西万博が4月13日から10月13日まで、大阪市の人工島「夢洲」で開催される。台湾の貿易振興機構である中華民国対外貿易発展協会(TAITRA、日本での名称は台湾貿易センター)は6日、台湾が「TECH WORLD」名義のパビリオンを設置することを発表した。台湾は博覧会国際事務局(BIE)の加盟国ではなく、「台湾」名義で万博に参加することができない。このため民間企業の名義でパビリオンを設置し、スマートテクノロジーやデジタル技術の応用などを駆使して、台湾が持つ多様性や寛容性といった価値観を伝える。
「TECH WORLD」は「世界をつなぎ、より良い未来の暮らしへ」をコンセプトに掲げ、マルチメディアを駆使したテクノロジーの展示と、全方位的な没入感体験を通して、心を動かすストーリーを語り掛ける。
TAITRAの邱揮立副秘書長によると、大阪・関西万博の参観者は延べ2,800万人に達する見込み。その規模は2020年のドバイ、2015年のミラノ万博と同水準となる。大阪・関西万博に設置するパビリオン「TECH WORLD」の面積は2,129平方メートルを誇り、万博開催期間中の参観者は上海万博台湾パビリオンの延べ78万人を上回り、延べ100万人に達すると見込んでいる。
台湾が設置するパビリオン「TECH WORLD」公式サイト:www.expo2025-techworld.com/
資料來源: 経済部
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