2026-01-06
頼清徳総統は5日、中華民国出口商業同業公会全国聯合会(台湾の輸出入業者による同業者組合)の代表による表敬訪問を受けた。頼総統は、今後も国際経済・貿易協力を一層深化させ、多様な市場を開拓するとともに、産業界の声に耳を傾け、より実際のニーズに近い政策立案を心掛けていくことを約束した。(総統府)
頼清徳総統は5日、中華民国出口商業同業公会全国聯合会(台湾の輸出入業者による同業者組合)の代表による表敬訪問を受けた。頼総統は、2025年の世界経済は変化と課題に満ちており、国際通貨基金(IMF)の予測では、世界経済の成長率は3.2%と見込まれている一方、台湾は安定した成長を維持した結果、7.37%の成長が見込まれている(行政院主計総処)と指摘。これは、皆が一丸となって努力した結果だと強調した。
頼総統は、AIや高性能計算などへの需要の高まりに伴い、台湾の輸出はますます好調だと指摘。昨年は1~11月の輸出高が約5,785億米ドルに迫り、過去最高を記録したが、これは台湾が世界市場において高い競争力と産業の活力を有していることを十分に示すものであり、これらは台湾が何世代にもわたって積み重ねてきた努力の成果だと述べた。
頼総統はまた、台湾の輸出入業者たち「一咖皮箱走天下」(スーツケース一つで世界を渡り歩く)という開拓精神をもって世界市場を拡大し、新たな科学技術を導入しながら新興市場を開拓してきたが、これが「実務的で信頼できる」という台湾の国家イメージを形づくると同時に、台湾を世界のサプライチェーンにおいて必要不可欠且つ重要な一員に押し上げてきたと述べた。
頼総統は、現在進行中のグローバル・サプライチェーンの再構築、米国の関税政策の調整、さらにはデジタル・トランスフォーメーション(DX)、グリーン・トランスフォーメーション(GX)、地政学的リスクなど多くの課題に直面する中で、政府はこれからも産業界にとって最も強固な後ろ盾であり続けることを約束した。
賴総統はさらに、2026年は非常に重要な一年になるとして、既存の基盤の上に立って産業の実力を引き続き高め、良好な成果を積み重ねていく必要があると強調した。そのため、与野党の協力や社会の団結を通じて、より大きな力を結集し、台湾を前進させていきたいと期待を寄せた。
最後に頼総統は、今後も国際経済・貿易協力を一層深化させ、多様な市場を開拓するとともに、産業界の声に耳を傾け、より実際のニーズに近い政策立案を心掛けていくことを約束。また、外部のリスクを低減し、新たな機会をしっかりと捉えることで、グローバル・サプライチェーンにおける台湾のプレゼンスをより確固たるものとし、さらに遠くに歩みを進めていけるようにしたいと語った。
資料來源: 総統府