2020-12-21
外交部(日本の外務省に相当)が18日、「台米科学及び技術協力協定」発表茶話会を開催した。呉釗燮外交部長(外務大臣)がホスト役を務め、科技部(日本の省レベル)の呉政忠部長(大臣)、経済部(日本の経産省に相当)の陳正祺政務次長(副大臣)、そして米国大使館に相当する米国在台協会台北弁事処(AIT/T)のブレント・クリステンセン処長らが出席した。
「台米科学及び技術協力協定」は今年11月20日に開かれた「第1回台米経済繁栄パートナーシップ対話(Taiwan-US Economic Prosperity Partnership Dialogue)」の枠組みによる最初の具体的成果。同対話終了後1カ月経たないうちに協議を進めて協定への署名を終えることで、双方は緊密に協力していくパートナーとしての関係を強く示した。台湾と米国によるこの新たな協定は科学技術分野でのさらなる協力と交流にプラスに働くものと期待されている。
同協定には中華民国(台湾)の駐米代表、蕭美琴大使とAITのIngrid Larson執行理事が今月15日にワシントンD.C.で署名、互いの政府関係者がリモート方式でそれに立ち会った。台北では呉釗燮外交部長、科技部の呉政忠部長、経済部の陳正祺政務次長、そしてAIT/Tのクリステンセン処長らが参加、一方ワシントンD.C.では、米国務省のキース・クラック次官(経済成長・エネルギー・環境担当)、デービッド・スティルウェル国務次官補(東アジア・太平洋担当)、ジョナサン・ムーア次官補代理(海洋・国際環境・科学担当)、Mung Chiang国務長官顧問(科学)らが出席した。
台米関係が進展を続ける中、特にここ数カ月、新たな交流と対話のメカニズムが数多く立ち上げられた。対象となる議題は広範かつ多元的で、具体的には「台米経済繁栄パートナーシップ対話」、「台米インフラ・ファイナンスと市場構築協力を強化するためのフレームワーク(Framework to Strengthen Infrastructure Finance and Market Building Cooperation)」、「台米教育イニシアチブ(Taiwan-U.S. Education Initiative)」、「インド・太平洋地域におけるウイメンズ・ライブリフッド・ボンド計画(Taiwan-U.S. Cooperation on Women’s Livelihood Bond in Indo Pacific Region)」などが挙げられる。外交部は、引き続き関係省庁と連携しながら既存の堅実かつ良好な関係を基礎に、米国との全面的なパートナーシップを深めていくとしている。
Sources:Taiwan Today;2020年12月21日
資料來源: 科技部
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