2021-10-21
経済部統計処は20日、9月の輸出受注額が629億米ドルに達したと発表した。昨年同月と比べると25.7%の増加。1か月当たりの輸出受注額としては過去最多であるばかりか、連続19か月で対昨年同月比増加となった。また、今年3四半期(7~9月)の輸出受注額も同様に過去最多となり、対昨年同期比21.7%増加の1,717.1億米ドルに達した。
なお、今年1~9月の輸出受注額も過去最多の4,816.3億米ドルに達した。昨年同期と比べた成長率は32.4%で、これも1988年以降、最大の成長率となった。
統計処の黄于玲処長の分析によると、「巣ごもり経済」のニーズは減っているものの、電子製品やICT製品に対する各界のニーズは依然強い。仕事でも生活でもデジタル化の度合いが進んでいること、とりわけポスト・コロナ時代において5G、ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)、カーエレクトロニクスなど新興テクノロジーの応用が引き続き拡大すると予想されることから、半導体で強みを持つ台湾はこれからも電子製品の受注が増える見込みだ。
今年1~9月の輸出受注額が4,816.3億米ドルに達したことを受けて黄于玲処長は、控え目に見積もっても今年1~10月の輸出受注額は5,446.3億米ドルに達すると見込む。これは昨年通年の5,336.6億米ドルを上回る数字。つまり、今年の輸出受注額は通年6,000億米ドルを突破し、過去最高を更新するほか、昨年比20%の成長となる可能性もあるという。
Sources:Taiwan Today;2021年10月21日
資料來源: 経済部
Juiker アプリ - 無料通話
一緒に Juiker しましょう