2022-05-05
経済部中小企業処(日本の中小企業庁に相当)の支援のもと、オープンイノベーションプラットフォームを運営する日本企業「Creww」は、初の海外拠点を台湾北部・新北市、林口新創園(スタートアップ・テラス)に設立するため、工業技術研究院(ITRI)服務系統科技中心(サービスシステムテクノロジーセンター)と提携した。CrewwとITRIはまた、共同で「台日スタートアップ・アクセラレータープログラム」を推進する。台湾スタートアップと日本企業間の事業提携や投資、日本企業とのマッチング商談会などを促進する狙いだ。
2012年に設立されたCrewwは、これまでに数々の日本の大企業や地方自治体と提携している。Crewwのオープンイノベーションプラットフォームの登録社数は現在、日本スタートアップ6,100社以上となり、Crewwは、270社とのスタートアップ・アクセラレータープログラム推進で提携した実例を持つ。また750件以上の案件で、企業の成長に貢献してきた。
経済部中小企業処の胡貝蒂副処長によると、現在の林口新創園における海外からの駐在状況は、8か国20グループで、日本のアクセラレーターはいない。胡副処長は、日本が台湾の友好的な隣国でもあることから、Crewwの林口新創園における拠点設立を心から歓迎し、台湾スタートアップと日本大手企業の提携を促進できるとの期待を示した。今後さらに、日本スタートアップが台湾に拠点を設立し、台湾企業と提携、台日のビジネスチャンス創出を促すよう望まれる。
「台日スタートアップ・アクセラレータープログラム」は、5月中に台湾のスタートアップを募集、6月から8月にCrewwがコンサルティング、日本企業とのマッチングを実施、9月から10月に日本企業と台湾スタートアップによるオンラインプレゼンテーションの審査を行う。台湾スタートアップが同プログラムに積極的に参加し、台日企業間の協力を促進できるよう期待が持たれる。
Sources:Taiwan Today;2022年05月05日
資料來源: 経済部中小企業処
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