2022-06-27
台湾の経済政策の策定などを担う国家発展委員会(日本の省レベル)の龔明鑫主任委員(=大臣に相当)は18日より、次世代通信代表団(NextGen Telecom Delegation)を組織してアメリカを訪問している。一行41人は23日と24日、シアトルでアマゾンやマイクロソフトなどの本社を訪れたほか、26日はワシントンを訪問して米国商務省主催「セレクトUSA投資サミット」の関連イベントに参加した。
一行はアマゾン本社で、5G及び低軌道通信衛星の発展について意見交換を行った。また、マイクロソフト本社では宇宙ネットワークやBeyond 5G、IoT(モノのインターネット)の企業転換への応用について意見交換を行い、台湾と米国企業による5GやIoT分野での交流を一層深化させた。
龔明鑫主任委員はまた、台北駐シアトル経済文化弁事処と米シンクタンクの全米アジア研究所(National Bureau of Asian Research、略称:NBR)が共催するフォーラム「New Horizon:Taiwan-US Cooperation on the NextGen Digital Technology」に出席し、「海外のデジタルトランスフォーメーションの趨勢と台米協力」と題するスピーチを行った。龔明鑫主任委員はこのスピーチで、台湾と米国はいずれも世界のICT産業において優位性を持っており、この2つの強者が協力することは全世界にとって非常に重要なことであり、逆に言えば協力の後れは全世界の損失になると訴えた。
シアトルでの日程をこなした一行は26日、ワシントンD.C.へ移動して「セレクトUSA投資サミット」の関連イベントに参加した。龔明鑫主任委員は米国の政府関係者を表敬訪問するほか、グローバル台湾研究所(GTI)やジャーマン・マーシャル基金(GMF)などのシンクタンクで講演を行うことになっている。
Sources:Taiwan Today;2022年06月27日
資料來源: 行政院国家発展委員会
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