2022-07-27
日本の超党派議員によって構成される勉強会「日本の安全保障を考える議員の会」の一行がきょう(27日)、台湾に到着した。30日まで滞在する。訪問団の団長を務めるのは、防衛大臣経験者の石破茂衆議院議員(自民党)と浜田靖一衆議院議員(自民党)。それに防衛副大臣経験者の長島昭久衆議院議員(自民党)と参議院総務副会長を務める清水貴之参議院議員(日本維新の会)をメンバーとする計4人となる。外交部は、「日本の安全保障を考える議員の会」一行の訪台について「心から歓迎する」としている。
一行は台湾滞在期間中、蔡英文総統、頼清徳副総統を表敬訪問するほか、外交部の呉釗燮部長、台湾日本関係協会の蘇嘉全会長と会談。また、国家安全会議、行政院(=内閣)、立法院(=国会)、国防部、シンクタンクなどを訪問し、台湾と日本の安全保障など重要な議題について意見交換を行う。また、李登輝元総統が眠る五指山(台湾北部・新北市汐止区)の国軍示範公墓(=軍人墓地)を訪れて墓参をする。
権威主義体制の国々がその勢力を対外的に拡張する中、近い理念を持つ世界の国々はますます「安危與共(=安危を共にすること)」の重要性を実感するようになっている。「日本の安全保障を考える議員の会」のメンバーはいずれも安全保障や外交において豊富な実務経験を持つ重量級の国会議員であり、外交部は一行の台湾訪問が、台湾と、日本を含む民主陣営との連携を強め、世界の民主陣営の強靭性を強化し、ひいてはインド太平洋地域の平和と安定、繁栄の維持につながるよう期待している。
資料來源: 外交部
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