2023-03-14
国家科学及技術委員会(旧科技部)は13日、2022年の台湾の3つのサイエンスパーク(科学園区)の営業額について、過去最多の4兆2,664億台湾元(約18.6兆日本円)に達したと発表した。但し、同委員会の呉政忠主任委員(大臣に相当)は今年について、ロシアのウクライナ侵攻、米中のハイテク覇権争い、インフレなどの変数に対応しながら、2022年と同じレベルあるいは小幅な成長を実現できるよう努力する必要があると慎重な見方を示した。
国家科学及技術委員会の発表によると、2022年の台湾の3つのサイエンスパーク、つまり新竹サイエンスパーク、中部サイエンスパーク、南部サイエンスパークの営業額は対前年度比14.75%成長し、合計4兆2,664億台湾元に達した。
そのうち新竹サイエンスパークの営業額は対前年度比1.59%成長し、1兆6,132億台湾元(約7.05兆日本円)となった。中部サイエンスパークは同13%成長、1兆1,698億台湾元(約5.11兆日本円)に、南部サイエンスパークは同35.48%成長、1兆4,833億台湾元(約6.48兆日本円)となった。そのうち南部サイエンスパークの成長率がとりわけ高かったのは、台湾積体電路製造(TSMC)の5ナノメートル製造プロセスの工場が量産を開始したことが大きく影響したため。
資料來源: 外交部
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