2023-10-30
経済部(日本の経産省に相当)はこのほど、今年度2回目となる「台湾と友好国との交流研修ワークショップ」を開催した。今回は中華民国(台湾)と正式な外交関係を持つ国や友好国のうち、12か国から経済・貿易担当官僚や関連の組合幹部などが参加した。(経済部)
経済部(日本の経産省に相当)はこのほど、台湾と友好国との関係強化を目指し、今年度2回目となる「台湾と友好国との交流研修ワークショップ」を開催した。今回は中華民国(台湾)と正式な外交関係を持つ国や友好国のうち、12か国から経済・貿易担当官僚や関連の組合幹部などが参加し、台湾の経済・貿易、産業発展の現状について理解を深め、世界の政治・経済を左右する主要な問題などについて議論した。
ワークショップは2週間にわたって開催され、主に国際社会における経済・貿易分野での台湾の役割が紹介された。この期間中、参加者は新北市林口区にある林口新創園区(スタートアップ・テラス)、新竹市の台積創新館(TSMCイノベーション・ミュージアム)、台中市の工業技術研究院(ITRI)智慧機械科技中心、自転車大手ジャイアントの自行車文化探索館などを訪問。参加者たちがこれらの組織との人脈を構築し、帰国後、参加者の母国と台湾との経済・貿易関係の推進につなげられるようにした。
経済部は27日午後、ワークショップの修了式と座談会を開催した。経済部国際貿易署の劉威廉副署長が主催し、参加者たちの母国が台湾に置く大使館など代表機関の関係者も訪れた。駐台パラグアイ大使、ポーランド台北弁事処の処長、チェコ経済文化弁事処の処長、リトアニア貿易代表処の処長などが出席し、こうした国々が今回のワークショップを重視していることが伺えた。
経済部は今後も引き続きこうしたワークショップを開催し、友好国との経済・政治分野での人脈を構築し、台湾と各国との実質的な経済・貿易関係を強化したい考え。
資料來源: 外交部