2024-09-25
郭智輝経済部長が日本の熊本県を訪問。TSMCの熊本工場を参観したほか、木村敬熊本県知事と会談、半導体サプライヤーの進出状況など重要な問題について意見を交わした。写真は郭経済部長率いる代表団(左)と熊本県側(右)が会談する様子。(経済部サイトより)
経済部(日本の経済産業省に相当)の郭智輝部長(=大臣)が台湾と日本の技術連携の要衝となっている日本の熊本県を訪問。TSMC(台湾積体電路製造)の熊本工場(JASM)を参観し、同社の日本での運営を全力でサポートしていく姿勢を示した。JASM(Japan Advanced Semiconductor Manufacturing)はTSMCが熊本県に設立した子会社。郭経済部長は続いて熊本県の木村敬知事を表敬訪問、同県における半導体サプライヤーの進出状況、とりわけ今後の交通面での計画、人材育成などの重要な問題について意見を交わすと共に、同県に投資する台湾の企業が地元の支持を得られ、引き続き台日の半導体サプライチェーンの強靭な連携が深まっていくよう希望した。
郭経済部長はまた、熊本県手配の下、熊本周辺の工業エリアの開発状況を視察し、将来的な半導体サプライチェーンの入居や台湾企業の進出に向けて、関連のインフラが早期に整えられることに期待を寄せた。郭経済部長は滞在中、海外での産業パークの開発経験を持つ大型商社などを訪問し、海外におけるサイエンスパーク共同開発の可能性を探った。
熊本県の木村知事は郭経済部長の来訪に感謝。また、今回の会談では双方の協力が促進され、熊本県における半導体産業クラスターの強化や産業が必要とする人材の育成に共同で取り組むこと、ならびに熊本県が今後取り組むハード面・交通インフラの整備などについて話し合ったと説明した。そして、双方はこれからも密接に交流することで、熊本県と台湾の経済貿易面での交流が引き続き深まることに期待する立場で一致したことを明らかにした。
資料來源: 経済部
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