2018-08-22
第5回台湾・フィンランド経済貿易対話会議が8月22日に台北で開催され、経済部の王美花次長とフィンランド就業経済部副部長Mr.Petri Peltonen氏が共同議長を務めました。
フィンランドは台湾にとって欧州連合域内で15番目の貿易パートナーで、2017年双方の貿易総額は5.34億米ドルに達し、2018年1~7月の二国間貿易は成長率が33%となり、今年の台湾とEU加盟国の二国間貿易で伸び率が4番目に大きい国となっています。この二国間の貿易成長には非常に高い潜在性があることが伺えます。
今回の経済貿易対話会議では、投資、エネルギー、IoT(モノのインターネット)、AI(人工知能)、教育、スタートアップ、循環型経済、イノベーション政策などを含め、双方にとって関心の高いさまざまな経済貿易関連の議題が話し合われました。台湾とフィンランドの交流分野は多様で、教育分野における新しい科学技術の応用など、新しい革新的応用分野についても議論が行われました。
王次長は、モノのインターネット(IoT)と人工知能(AI)などの新世代の技術が広がる中、現在世界の製造業、サービス業、ビジネス形態に転換が起こっており、フィンランドはソフトウェア面が強く、台湾はハードウェアの製造を強みとしているため、相互補完できると語っています。また台湾はフィンランドに今年9月のGEC+ Taipeiと、来(2019)年の台湾オートメーションインテリジェンス及びロボット見本市、台湾スマートシティ見本市等への参加を呼びかけており、双方の協力関係が今後も成長を継続し、より多くのビジネスチャンスが生まれることに期待が寄せられています。
貿易局によると、Peltonen副部長は今回エネルギー、環境保護、教育分野の業者を率いて台湾を訪れており、フィンランドの業者と台湾の国際経済合作協会は第6回台湾・フィンランド経済協力会議を開催しました。また、今年1月に旧フィンランド貿易協会(FINPRO)と旧フィンランド就業経済部技術創新処(Tekes)が合併し、フィンランド国家商務促進局(Business Finland)が発足しており、台湾とフィンランド二国間の協力を継続して推進するため、台湾の中華民国対外貿易発展協会とBusiness Finlandは台湾とフィンランドの両次長の立会いの下、新しい貿易促進協力の覚書を締結し、今後も業者のビジネスチャンス開拓をサポートするとしています。
貿易局広報担当者:李冠志 副局長
電話:2397-7106、0988-120-791
電子メール:gjlee@trade.gov.tw
業務担当者:双辺貿易二組 陳政揆 代理科長
電話:2397-7571
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資料來源: 経済部国際貿易局
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