- WEF世界の競争力で12位におかれる
- グローバル起業家精神・開発指数で18位におかれる
- BERI投資環境のリスクは世界で第4位におかれる
- IMD世界の競争力で第16位におかれる
- 台湾の商売便利度は世界で第15位におかれる
世界経済フォーラム(The World Economic Forum、WEF)2019年の国際競争力レポート(The Global Competitiveness Report2018)によると、台湾は141ヶ国中12位にランクイン、アジア・太平洋地域ではシンガポール、香港、日本に次ぎ、そして韓国及び中国を超えて4位にランキングされました。
世界経済フォーラムは昨年より国際競争力指標4.0(GCI4.0)と呼ばれる新しい評価基準を採用。これに基づいて今年も「環境の利便性(Enabling Environment)」、「ヒューマン・キャピタル(Human Capital)」、「市場(Markets)」、「イノベーション・エコシステム(Innovation Ecosystem)」の4つの構成要素からなる12の柱項目と、下の100の細項目について評価点(スコア)を算出し、世界141カ国・地域を順位付けた。台湾は積極的に物価安定を維持し、企業の投資環境を改善し、産業革新と金融開発の取り組みを実施していることは明らかである。将来的には、台湾政府はデジタル経済、人口、社会の変化の動向に積極的に対応し、台湾のグローバル競争力の維持に努めます。
米ジョージ・メイソン大学(バージニア州)などが2017年11月で発表したの2018年度「グローバル起業家精神・開発指数」(GEDI)で台湾は137カ国・地域中18位とランクされました。アジアでは3位を誇っています。
同指数は起業に対する態度や能力、意欲の3項目に対してそれぞれ評価を算出。それらを総合し、ランキングが決定された。米ワシントンに拠点を置く「グローバル起業家精神・開発研究所」(GEDI)が取りまとめた。
項目別では台湾は全世界で意欲11位(点数69.6)、態度22位(点数54.0)、能力24位(点数54.8)だった。GEDIは、台湾の主な強みを新興企業の成長率の高さや商品の創造性などだと指摘。一方で技術力や吸収力、競争力、国際性が弱みだと分析している。
同指数は2011年から発表されており、台湾は評価の対象に加えられた2012年以降、毎年10位以内に入っている。
2019年の第2回「投資環境リスク評価報告」によれば、それに評価された50ヵ主な国の中でシンガポール、スイス及びノルウェイだけ次いでいて、世界で第4位におかれています。
スイスのローザンヌにある経営開発国際研究所 (IMD)の「2019年 世界競争力ランキング」によると、評価の対象となった63カ国・地域のうち、中華民国(台湾)は16位となりました。IMDの競争力ランキングを構成する大分類の4項目の中で、「政府の効率性」の順位が最も高く12位でした。
世界銀行が2019年10月 24日に発表した「2020年グローバル商売の環境報告」(Doing Business 2020)によると、190ヵ国の中で、台湾の商売便利度(Ease of Doing Business, EoDB)は世界で第15位におかれていてした。指標10項目の評価を総合したものを根拠とし、ランク付けしています。
10項目の指標のうち、「ドゥイング・ビジネス・レポート」では10項目の指標を用いて各経済体のビジネス環境を100ポイント満点で評価し、「ビジネス環境ランキング」としてまとめている。今年、台湾は各指標のうち「建設許可取得」と「電力事情」と「契約執行状況」で高評価を得ており、同項目での順位はそれぞれ6位と9位と11位だった。
エコノミスト インテリジェンス ユニット(Economist Intelligence Unit) の「2014年から2018年に グローバルベスト商売の環境ランキング」によると、台湾は第14位におかれています。これらの例では全体的な競争力を上げるのしるしと言えるでしょう。
詳しくは
國際通貨の組織、
世界経済フォーラムWEF、
BERI「台湾競争力報告」、
スイスのローザンヌにある経営開発国際研究所 (IMD)、
世界銀行、
国家発展委員会、
グローバル起業家精神・開発指数機関GEDI、
エコノミスト インテリジェンス ユニット(Economist Intelligence Unit) ページをご覧ください。